2013/09/13

FranCorea フランス人新聞記者の趣味は、 まるで韓国人のようだ。


こんな記事を、フランスの新聞
Le Canard enchaînéが掲載した。
「素晴らしい!福島原発事故のおかげで相撲がオリンピック競技になったおwww」


「日本にはもうオリンピック用のプールが福島にあるおwww」

日本語がわかるフランス人に理解してほしい。
こういう風刺画は、フランス人にとって、マイナスになる。

フランスは、国策として、国家をブランド化しており、
パリシンドロームなんて言葉もあるくらい、
日本でもとてもイメージがいい国家となっている。

逆に、日本にとって最もイメージが悪い国家は、
寒流で有名な韓国である。笑
※参照:平成24年度の総務省調査
・韓国に親しみを感じるか→「親しみを感じない」が59.0%
・現在の日本と韓国との関係→「良好だと思わない」が78.8%

そして、Le Canard enchaînéの風刺画のような攻撃・批判方法は、
日本人の目には、韓国的な下劣な批判に見られてしまう。

「福島原発事故を批判するな」という意味ではない。
東電の利権関係者以外の、
多くの日本人にとって、福島原発事故は、
悲劇であって、対処すべき大きな問題である。
2020年に東京オリンピックを迎えるべく、
福島原発の問題を解決しなければならないと考えている。
だから、建設的な批判は、むしろ歓迎である。

しかし、手足が3本になってしまうような風刺画は、
事実に反するものであり、差別(racism)を煽るものである。
日本は、広島と長崎で原子力爆弾による戦争被害を受けたが、
その被害者は、戦後いわれのない差別に苦しんできた歴史がある。
だから、「手足が3本」等のウソを用いたブラックジョークは、
日本では、厳しく「差別」として捉えられる。
まったくもって、ジョークとして笑えない。国際問題になる。

日本人はフランス人記者に、謝罪しろ、とは言わない。
韓国人とは違い、謝罪と賠償を求める民族ではない。
日本人は、いつの間にか、静かに、怒りを覚える民族だ。
だから、その影響は、フランス人全体に対する
嫌悪感として、記憶に残ってしまう。

筆者は、大学ではフランス語を選択した。
その際にお世話になったフランス人の先生は、
すごくナイスガイで、好印象をもっている。
知日フランス人は、日本人に対する批判の方法を、
本国のフランス人に対して、正しく伝えるべきだ。

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