スカイウェイブ250「CJ46A」の
シートが破けているので、交換してみた。
まるで、夏休みの工作や自由研究のよう。笑
シート張り替え後、完成図。シートだけ白すぎる。笑 |
カッターか何かで破られたっぽい。イタズラね。
とりあえず、自分でチャレンジしてみる。
【必要なもの】
(1)交換用のシート表皮。
↓のような名前で、比較的安く販売されている。
・張替用ダイヤカットエナメルシート
・張替用ダイヤカット白レザー調シート
色は、ブラック・ホワイト・ブラウンがあるようである。
メインシート+背もたれ(2点セット)。
スカイウェイブ(CJ44A/CJ45A/CK44A/CJ46A)に対応する。
※CJ43以前は、シート形状が別なので、注意が必要。
価格は、新品だと約1万円弱~。@Amazon、@楽天
ヤフオクだと、アウトレット扱いで5000円程度で売っていた。
44Aで検索@楽天
44Aで検索@ヤフオク
シートは、他のビッグスクーターでも同じように売っている。
自分の車種や型番にあったものを買う必要がある。
ちなみに、レザー等(素材)を買って貼り付ける方法もある。
ただ、その場合、シート形状に合わせてはる技術が必要になる。
(2)工具
・タッカー(デカいホッチキス)
シートに表皮を固定するために必要。
ダイソーの「工作用ホッチキス(300円)」が定番。
このサイトでの検証が詳しく、わかりやすかった。
これの難点は、入手性。
筆者は、横浜のダイソーに4件電話してやっと発見した。
店員さんは決まって「小さいホッチキスならあるんですが」と言う。笑
欲しい人は、ダイソーのホームページで、
最寄りのダイソーを検索して、電話してから行くべし。
横浜鶴ヶ峰店でようやく見つけた。 |
付属の芯(好評)とは異なる替芯だ、との噂なので、微妙。
他社の替芯も使えるらしいので、適宜交換を。
※筆者は、付属の芯だけで1回分は足りてしまいました。
・ホッチキス針はずし
シートから古いホッチキス芯を外すのに必要。
ダイソーの「ホッチキス針はずし (100円)」が役だった。
専用の工具はあったほうが、絶対に時間短縮できる。オススメ。
ホチキス針リムーバー@Amazon
ホッチキス芯外しと、外したホッチキス芯。多い。 |
・ソケットレンチ
シートを車体から外すのに必須。
経験上、長いものが必要だと感じた。
必然的に、「シートのフチ」と「レンチ」が干渉するので、
レンチはスリムで使いやすいものを選びたい。
筆者は工具選びで成功していないので、助言できない。笑
※前述のダイソーでは、ソケットレンチは見つからなかった。
ソケットレンチ@Amazon
筆者が買ったソケットレンチ。 |
【シート外しの手順】
シート外しは、面倒くさいです。
「銀翼GTで気の向くまま・趣くまま」さんの記事が役に立ちます。
1.シートを開ける。
2.シートのフックを外す。
3.シート前のプラパーツを外す。
4.ルームランプのケーブルを抜く。
5.シート付根のナットを右側から回す。
6.シートを上に引き上げつつ、右側に引き抜く
1.シートを開ける。
閉まってロックしないように。
2.シートのフックを外す。
フックは、クリップのような部品を抜いて、外します。
クリップとスペーサーを無くさないように気をつけます。
3.シート前のプラパーツを外す。
プラパーツを外さないと、ナットに手が届きません。
プラパーツを外す。黒いビスの真ん中を突くと、抜けます。丁寧に外そう。 |
メットインのランプ用の電源。抜いておこう。 |
5.シート付根のナットを右側から回す。
6.シートを上に引き上げつつ、右側に引き抜く
ナットは、車体右側から外す。完全には外す必要はない。 |
左側のナットっぽい部品は、固定されている。オイルをさした。 |
右側のナット。長い1本のネジになっている。 |
ナットは、長いため、抜こうとしても抜けない。左側から抜けたら隙間からズラして外す。 |
【シート張替えの手順】
1.旧シート表皮を剥がす。
2.ウレタンの汚れを拭き取り、扇風機で乾かす。
3.新シート表皮をタッカーでつける。
1.旧シート表皮を剥がす。
古いホッチキス芯は、工具で抜く。 |
2.ウレタンの汚れを拭き取り、扇風機で乾かす。
ウレタン。汚いけど、洗濯禁止。タオル押し付けで拭き取る。無理をしない。 |
ウレタンが汚いので、洗濯しようと思ったのですが、
調べると、ウレタンは洗濯すると壊れるとのこと。
なので、捨てタオルに水を染み込ませて拭きとった。
「ウレタンどうせ見えない!」と割り切ることも大事だ。
ウレタン固定のため、ボンド。なくてもいいかも。 |
3.新シート表皮をタッカーでつける。
これは、結構コツがいると思う。
※Youtubeのこの動画が参考になる。
筆者は、車種別の表皮を使った。
そのため、余分な表皮部分が元からカットされている。
まず、表皮の後ろ部分を、2箇所タッカーで止める。
表皮の後ろ部分がシートと合っているか確認しながら作業する。
次に、表皮の中心部分をシートの凹んでいる部分と合わせる。
そして、表皮の中心部分をガムテープで仮止めする。
イメージ的には、クビレにベルトを締める感じ。
※こうしないと、表皮の前方を引っ張りすぎてしまい、
中心に表皮が余らなくて、パッツンになってしまうため。
んで、表皮の前部分を、数カ所タッカーで止める。
ちゃんとできたら、中心部分のガムテープを外す。
中心部分の表皮を引っ張りながら、タッカーで止める。
これで、前後左右がタッカーで止まった状態になった。
あとは、表皮を引っ張りながら、タッカーを打っていくだけ。
ダイソーのタッカー(工作用ホッチキス)は、評判はいいはずだが、
サイドでは、ちゃんと刺さらない場所が結構あった。曲がってしまう。
柔らかい部分と硬い部分があるのかもしれない。
背もたれシートは内部に貼ってみる。 |
背もたれシートをこのへんに固定。 |
仮止めは、ガムテープで左右を固定して、上下にタッカー。その後に左右タッカー。 |
最後に、糸くずをはさみで切って終了。 |
完成図。 |
こういうシートカバーをかけておくと、汚れにくいかも。
〆
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