2014/08/24

スカイウェイブCJ46Aのシートレザーを交換してみる。


スカイウェイブ250「CJ46A」の
シートが破けているので、交換してみた。
まるで、夏休みの工作や自由研究のよう。笑
シート張り替え後、完成図。シートだけ白すぎる。笑
車体を中古で買ったのだが、
カッターか何かで破られたっぽい。イタズラね。
とりあえず、自分でチャレンジしてみる。



【必要なもの】


(1)交換用のシート表皮。

↓のような名前で、比較的安く販売されている。
・張替用ダイヤカットエナメルシート
・張替用ダイヤカット白レザー調シート
色は、ブラック・ホワイト・ブラウンがあるようである。
メインシート+背もたれ(2点セット)。

スカイウェイブ(CJ44A/CJ45A/CK44A/CJ46A)に対応する。
※CJ43以前は、シート形状が別なので、注意が必要。

価格は、新品だと約1万円弱~。@Amazon、@楽天
ヤフオクだと、アウトレット扱いで5000円程度で売っていた。
44Aで検索@楽天
44Aで検索@ヤフオク


シートは、他のビッグスクーターでも同じように売っている。
自分の車種や型番にあったものを買う必要がある。
ちなみに、レザー等(素材)を買って貼り付ける方法もある。
ただ、その場合、シート形状に合わせてはる技術が必要になる。


(2)工具

・タッカー(デカいホッチキス)

シートに表皮を固定するために必要。
ダイソーの「工作用ホッチキス(300円)」が定番。
このサイトでの検証が詳しく、わかりやすかった。
これの難点は、入手性。
筆者は、横浜のダイソーに4件電話してやっと発見した。
店員さんは決まって「小さいホッチキスならあるんですが」と言う。笑
欲しい人は、ダイソーのホームページで、
最寄りのダイソーを検索して、電話してから行くべし。
横浜鶴ヶ峰店でようやく見つけた。
ちなみに、ダイソーでは替芯も売っているが、
付属の芯(好評)とは異なる替芯だ、との噂なので、微妙。
他社の替芯も使えるらしいので、適宜交換を。
※筆者は、付属の芯だけで1回分は足りてしまいました。


・ホッチキス針はずし

シートから古いホッチキス芯を外すのに必要。
ダイソーの「ホッチキス針はずし (100円)」が役だった。
専用の工具はあったほうが、絶対に時間短縮できる。オススメ。

ホチキス針リムーバー@Amazon

ホッチキス芯外しと、外したホッチキス芯。多い。

・ソケットレンチ

シートを車体から外すのに必須。
経験上、長いものが必要だと感じた。
必然的に、「シートのフチ」と「レンチ」が干渉するので、
レンチはスリムで使いやすいものを選びたい。
筆者は工具選びで成功していないので、助言できない。笑

※前述のダイソーでは、ソケットレンチは見つからなかった。
ソケットレンチ@Amazon

筆者が買ったソケットレンチ。




【シート外しの手順】


シート外しは、面倒くさいです。
「銀翼GTで気の向くまま・趣くまま」さんの記事が役に立ちます。

1.シートを開ける。
2.シートのフックを外す。
3.シート前のプラパーツを外す。
4.ルームランプのケーブルを抜く。
5.シート付根のナットを右側から回す。
6.シートを上に引き上げつつ、右側に引き抜く


1.シートを開ける。
閉まってロックしないように。

2.シートのフックを外す。
フックは、クリップのような部品を抜いて、外します。
クリップとスペーサーを無くさないように気をつけます。

3.シート前のプラパーツを外す。
プラパーツを外さないと、ナットに手が届きません。

プラパーツを外す。黒いビスの真ん中を突くと、抜けます。丁寧に外そう。
4.ルームランプのケーブルを抜く。
メットインのランプ用の電源。抜いておこう。

5.シート付根のナットを右側から回す。
6.シートを上に引き上げつつ、右側に引き抜く

ナットは、車体右側から外す。完全には外す必要はない。

左側のナットっぽい部品は、固定されている。オイルをさした。
右側のナット。長い1本のネジになっている。
ナットは、長いため、抜こうとしても抜けない。左側から抜けたら隙間からズラして外す。



【シート張替えの手順】


1.旧シート表皮を剥がす。
2.ウレタンの汚れを拭き取り、扇風機で乾かす。
3.新シート表皮をタッカーでつける。

1.旧シート表皮を剥がす。


古いホッチキス芯は、工具で抜く。

2.ウレタンの汚れを拭き取り、扇風機で乾かす。
ウレタン。汚いけど、洗濯禁止。タオル押し付けで拭き取る。無理をしない。

ウレタンが汚いので、洗濯しようと思ったのですが、
調べると、ウレタンは洗濯すると壊れるとのこと。
なので、捨てタオルに水を染み込ませて拭きとった。
「ウレタンどうせ見えない!」と割り切ることも大事だ。

ウレタン固定のため、ボンド。なくてもいいかも。


3.新シート表皮をタッカーでつける。

これは、結構コツがいると思う。
※Youtubeのこの動画が参考になる。

筆者は、車種別の表皮を使った。
そのため、余分な表皮部分が元からカットされている。

まず、表皮の後ろ部分を、2箇所タッカーで止める。
表皮の後ろ部分がシートと合っているか確認しながら作業する。

次に、表皮の中心部分をシートの凹んでいる部分と合わせる。
そして、表皮の中心部分をガムテープで仮止めする。
イメージ的には、クビレにベルトを締める感じ。
※こうしないと、表皮の前方を引っ張りすぎてしまい、
中心に表皮が余らなくて、パッツンになってしまうため。

んで、表皮の前部分を、数カ所タッカーで止める。

ちゃんとできたら、中心部分のガムテープを外す。
中心部分の表皮を引っ張りながら、タッカーで止める。

これで、前後左右がタッカーで止まった状態になった。
あとは、表皮を引っ張りながら、タッカーを打っていくだけ。

ダイソーのタッカー(工作用ホッチキス)は、評判はいいはずだが、
サイドでは、ちゃんと刺さらない場所が結構あった。曲がってしまう。
柔らかい部分と硬い部分があるのかもしれない。

背もたれシートは内部に貼ってみる。
背もたれシートをこのへんに固定。
仮止めは、ガムテープで左右を固定して、上下にタッカー。その後に左右タッカー。
最後に、糸くずをはさみで切って終了。
完成図。
それなりにちゃんとできて満足。


こういうシートカバーをかけておくと、汚れにくいかも。

0 件のコメント:

コメントを投稿


質問・感想など、コメント歓迎です。
名前(ハンドルネーム)があると、返信しやすいです。