2012/12/08
【2012年衆議院選挙の攻略法】無党派層はどこに入れるべきか
【シンプルに】
政党の数が多すぎるので、シンプルに考えるべき。
○投票していい政党 (選択肢になる政党)
自民党、日本維新の会、みんなの党
×投票してはいけない政党 (選択肢にできない)
A:民主党、≒未来の党、公明党、共産党
B:社民党、大地
C:国民新党、新党日本、改革
(Bは、比例で1議席しか取れない予測。1人政党は無力。)
(Cは、比例で議席を取れない予測。投票しても死票になる。)
※予測は、共同通信の記事による。
【2012衆院選】各党の推定獲得議席数=2012年12月4、5両日、
全国の有権者約12万3700人を対象に電話世論調査(共同通信社調べ)
【結論】
無党派層は、この順番で投票すれば後悔しない。
↓無党派層が投票する政党↓
○1自民党(安倍晋三)
○2日本維新の会(橋下徹)
○3みんなの党(渡辺喜美)
~▲~候補者がいなくて仕方なく入れる壁~▲~
×4公明党(≒創価学会)
×5民主党
×6共産党
×7未来の党(≒小沢民主党)
※4~6の順位は、平均的な候補者の質で決定。
7の候補は総じてダメ。入れてはいけない。
=×=投票しても死票になる壁=×=
×8社民党、大地、国民新党、新党日本、改革
※1票を投じても、死票になるから無意味です。
【根拠・考察】
筆者の考えでは、小泉純一郎政権以降の
ディスカッションタイム(党首討論)をはじめとした
二大政党制の仕組み自体は、日本も取り入れて正解である。
2012年11月14日の、野田vs安倍の党首討論において、
安倍の追求に、野田が16日解散を宣言したのは、
この仕組が上手く働いた事例だろう。
非常にドラマティックだし、国会に注目を集める。
これは軽く見られがちな点だが、民主主義国家では、
一般国民が国会に注目することが、正しい判断の前提となる。
つまり、意外にも、重要なポイントである。
だから、二大政党制の仕組み自体は維持するべきである。
では、どこが第一党で、どこが第二党になるべきか。
○筆者の選択=自民党vs日本維新の会
今回の衆議院選挙は、「自民党」が第一党になるだろう。
安倍晋三総理大臣の再誕である。
これは4年前にマスコミと民主党に騙された反動から、当然の結果。
つまり、与党は自民党である。
では、二大政党制のもう一辺、野党はどこか。
筆者は、「日本維新の会」がいいと考える。
自民党が中道だから、日本維新の会は右派である。
自民党には、ともかく経済政策を頑張って欲しい。
今回の選挙では、経済政策のプライオリティが最も高い。
経済政策がうまくいけば、
企業が潤い、雇用が増えて、税収も増える、
若い人に金がいき、少子化が解決の方向に向かい、
長期的に見れば、社会保障費の負担割合が減らせる。
「デフレなんだから、インフレに向かわせよう。」
これが、安倍晋三の政策である。至極真っ当である。
こんな当たり前の政策を日銀はずっと拒んできた。
リーマンショック以降は、世界の先進国がこの方向なのに、
日本だけ金を刷らなかった結果、記録的な円高不景気だ。
反面で、少し気がかりなのは、外交である。
売国外交に定評がある民主党とは違い、
自民党なのだが、それでも外国との対応には甘さが見える。
筆者は、対中ODAや対韓通貨スワップを、
外交の場でのカードとして使うべきだと考える。
対北朝鮮の食糧支援も同じで、
横田めぐみさんを帰国させたら10億円の支援を約束すればよい。
対ロシアの石油採掘の技術経済支援も同じ、
北方領土を日本に返還したら、支援してやればWinWinだ。
自民党には、そういう駆け引きができてこなかった歴史がある。
外交は戦争と同じなんだから、情けをかけてはいけない。
そこで、日本維新の会には、頑張って欲しい。
維新の会には、あの暴走老人、石原慎太郎がいる。
外交になにかあったら、石原慎太郎がウルサイというプレッシャー。
これが、日本の外交を正常化させる一つの担保になる。
老人ばかりがあんまり増えすぎても、困るけどね。笑
橋下徹市長が、来年の参議院選挙で合流するんじゃないかな?
あと、自民(公明)に、日本維新の会が連立するんじゃ?
ってマスコミの予測があるが、外すと思う。
それじゃ、せっかく橋下徹市長が新政党立ち上げた意味がない。
×マスコミのオススメ(笑)=民主党と未来の党
民主党に、もう力はない。
離党者続出で、選挙後も空中分解し続けることが目に見える。
もともと極左な社会党や、中道な自民党が集まってて無理がある。
民主党から先行的に離党した集まりが
未来の党である。あの卒原発オバちゃん。
民主党から逃げた人たちは小沢チルドレン。
自分の選挙区の候補を検索すれば、元民主党だとわかる。
こんなゴミみたいな集団をマスコミが推している謎。
あれだけ小沢一郎の刑事裁判ネタを扱っておいて、
手のひら返しして、選挙では小沢一郎政党を応援するマスコミ。
そういえば、同じくマスコミが推した2009年当時の民主党も、
「鳩山由紀夫政権は、小沢一郎の傀儡政権だ」とか言われてた。
そもそも、「卒原発だ、脱原発だ」って、
それは、電気代金の高騰を伴うことは確実で、
一般家庭に一番電気を使わせているテレビなんて、
節電のために誰も見なくなるんじゃないか???
つまり、未来や社民が勝てば、テレビが終了する件。笑
マスコミは、そのことに気づいていない。自暴自棄なのか。
【脱原発】
なんか、311を経験した日本が、
せっかく建設的に脱原発を話し始めたのに、
それを、極左勢力が利用してもっていってしまって残念。
脱原発が彼らの新しい食いぶちにされてしまった。
もっと技術的につめた話し合いをするべきだと思う。
基本的に、原発というのはコントロールが難しい。
1999年の東海村JCO臨界事故では、
バケツをつかったずさんな管理をしていたことが原因とされる。
2011年の福島第一原発事故は、
ずさんな管理監督のせいで、安全基準が更新されず、
なぁなぁに運用しているうちに地震が起きてしまった。
これらは、明らかに人災である。
コントロールが難しい点では、
原発はエヴァンゲリオンみたいなものだと感じる。
第拾七話でアメリカのNERV第2支部爆発(消滅)時、
ミサト「よく分からないものを無理して使うからよ。」
リツコ「それはエヴァも同じよ」
というシーンがある。福島第一原発事故とかぶる。
エヴァンゲリオンの場合は、
一流の科学者や軍事関係者が集まって、研究している設定だ。
このへんは、宇宙研究をするJAXAやNASAと同じである。
でも、原発ではそうとはいえない。
原発をアメリカから輸入してきて、運用してみたり、
よく分からないまま、更新もせずに使い続けたりする。
東京電力社員ではなく、派遣社員に運用させている。
まるで、腫れ物扱いである。
せめて、運用だけは、しっかりした人達に、
ちゃんとしたマニュアルに沿った方法でやってほしい。
逆に、そうでなければ、安全性を保てないだろう。
筆者としては、原発なんてやめて欲しいのだが、
産業界的には、経済が死んじゃうからそうもいかないだろう。
だから、ここは現実的に、こういう案でいってほしい。
1.現存する原子力発電所は、特別法を作って、国が全て没収。
2.その維持管理運用は、国が全て行う。
3.運用をする人たちは、自衛隊の人にお願いする。(ごめんなさい)
4.作った電気は、原子力発電所をもっていた会社に売ってあげる。
今までどおり、電力会社に維持管理運用を任せていては、
再度の事故は避けられないと考える。
(2013年3月追記)
中山成彬議員の国会質疑が話題になった。
以下は、中山議員本人がアップロードした動画。(Twitter)
○筆者の選択=自民党vs日本維新の会
と記事に書いていたが、これが現実化したといえる。
「事実認定の場面」では、
中山議員の質疑に、自民党は反論していない。
つまり、事実認定について見解が一致している。
そのうえで、具体策について、自民党は、
他国との協調を理由に、検討するに留まっている。
自民党は与党であるから、慎重な答弁が必要だ。
この質疑は、すごく理知的な議論であると感じた。
しっかりとした情報源に基づいた質疑をぶつけて、
政権与党が、どのような対応をするか受け答えをする。
非常に「大人な質疑」であると筆者は感じた。
それに比べて憲法クイズをしてしまう民主党(小西洋之)に呆れる。
国民は、抽象論ではなく、具体的解決(政治)を求めている。
人権の包括規定が13条だろうが、1条だろうが、人格的利益だろうが、
ハッキリいってどうでもいい。国会の仕事は、立法だ。
究極には、憲法を改正して包括規定を100条にすることだってできる。
それなのに、憲法クイズとは。もはや、民主党は日本に不要だと感じる。
参議院選では、筆者の二大政党制の青写真はより鮮明になるだろう。
その頃に、また、記事を書こうと思う。お楽しみに。
→【2013年参議院選挙の攻略法】無党派層はどこに入れるべきか
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