【 REGZA Phone 】
docomo版のT-01Cに加え、 (2010/12/17)
au版のIS04が発売された。 (2011/2/10)
そ こ で・・・
「無線LAN(Wi-Fi)」で運用し
パケット定額制代金を
なるべく支払わない方法を
記事にしてみようと思う。
※不備があればコメントを。

【REGZA Phoneにオススメ】
(1)USB充電器 (2)USBケーブル (3)32GB microSD (4)MW600☆愛用
【1】携帯を買ったら、SIMカードを抜きましょう。
SIMが入っていて
何も設定していない状況だと
Android OSは勝手に通信します。orz
REGZA PhoneはSIMナシで起動します。
フタを開けるには、
ツメを引っ掛けてゆっくり力を入れます。
フタはとりあえず開けっぱでOKです。
電話受けのために旧端末にでも
入れておけば無くさないよ。
【2】Wi-Fiを設定しましょう。
無線LANのアクセスポイントがなければ
当然、お話になりません。
筆者は
MZK-MF300Nを使用しています。
価格も安く多機能コンパクト。
※Androidでは、ルーター(AP)の設定で
チャンネルを固定する必要があります。
【3】APN制限ソフトをインストールします。
APNとは、Access Point Nameの略。
ここでは、3G(FOMAやCDMA)のAPの意味。
要は勝手に3G回線を使われないように
カットするソフトというわけである。
APN制限ソフトは2種類ある。
機能的には差はないといえる。
・
APNdroid &
Widget・
APN OnOff※↑からはリモートインストールが可能
筆者は「APN OnOff」を使っている。
・APNdroidは、ON/OFFの表示がなく、
「ボタンの青or白」で接続が表示される。
Widgetも「緑or赤」での表示。
・APN OnOffは、ON/OFFの表示がある。
「ボタンの緑or白」でも接続を表示する。
Widgetにも「ON/OFF」の文字が表示される。
※Widgetについては後述。

左がAPNdroid、右がAPN OnOff。
以下、「APN OnOff」を前提に説明。
【4】Widgetを置きます。
・「APN OnOff」のWidgetを設定する。
メニューボタン(左側ハードキー)を押す
>追加>ウィジェット>「APN OnOff」
・さらに、Android標準のWidgetも予備的に設定。
メニューボタン(左側ハードキー)を押す
>追加>ウィジェット>「パケット通信」
・おまけ。「
WiFi OnOff」もインストールすると便利。
メニューボタン(左側ハードキー)を押す
>追加>ウィジェット>「WiFi OnOff」
これで、ホーム画面にアイコンが
表示されるようになったはずです。

(追記)
・「
SPモードメール受信BOX」の"メール問合せ"が便利。
メニューボタン(左側ハードキー)を押す
>追加>ショートカット>「受信BOX」
>メール問合せ>メアド@以前を入力
メール通知時、APNをONにして、
このショートカットを押すだけで受信ができます。
【5】3G接続が切れてるか、確認します。
1.APNをWidgetで「OFF」に設定し
REGZA本体の電源を切ります。
2.SIMカードを挿入して、フタを閉め、起動。
一応、Widgetの「OFF」設定を確認します。
3.Wi-Fiにつなぐ前に、ブラウザを起動して
「ページが見つかりませんでした」という
表示を見て、3Gが切れているかを確認します。
【6】メールを使う。
メールの仕様は、docomoとauで異なります。
キャリア\ | メールソフト | Wi-Fi回線で送受信 |
docomo | SPモードメール | 可能。2月より |
au | 名無し(aplix製) | 不可。3Gスウィッチ |
@docomo
docomoは、無線LAN経由でSPモードメールが送受信できます。
・自宅では無線LANでつないでいて、送受信しましょう。
・外出時、無線LANはない状況で、3Gを切っていても
メールがくるとステータスバーに着信通知が表示されます。
一時的に3GをONにして受信。またOFFにすれば最低限です。
※
メール使いホーダイがSPモード対応済。送受信に限れば無料で可能。
@au
←6月末にようやくauの内容がまとまりました。。。auは、無線LAN経由でEZwebメールが送受信できません。
一応、無線LAN接続中も"3Gで"送受信可能(byサポセン)。
↑無線LAN接続中に3Gが割り込んで送受信がなされる(byサポセン)
↑3Gのパケットがかかります。orz
↑加えて、無線LAN接続中の3G自動受信は機能が不安定な模様。
・auでも、送受信時のみAPNで3GをONにする方法は使える。
※ただし、
ガンガンメールはスマホ非対応でメール受信有料。
↑
ダブル定額(2100円~/0.0525円/P)が現状では最善かな。
・無線LAN経由でのEZwebメール受信方法
auoneメール(@auone.jp)を使います。
auoneメールはGmail互換で、WiFi受信可能です。
1.EZwebメールをauoneメールへ転送設定します。
2.Gmailアプリにauoneアカウントを追加してあげます。
参照:
auでもそれ以外でもezwebメールを送受信できる最強の裏ワザ
・auの、Cメール(SMS)も、3Gを切ると送受信できない(byサポセン)↑Cメールは無線下で受信できる。無線下で送信はできない?auでも、送受信時のみAPNで3GをONにする方法は使える。ただ、ガンガンメールはスマホ非対応でメール受信有料。しかし、通知がないので、どのタイミングで?という。さらに、ガンガンメールは、スマートフォン非対応=送受信有料。添付ファイル付きメール(デコメ含む)をやり取りすると普通に課金されてしまうので、docomoより運用難易度は高い。ダブル定額(2100円~パケット単価0.0525円)を申し込んで、メールだけ使うのが現状では最善かな。IS06wiki転送設定のページが役立つかも。何かわかったらコメントください。<ユザさん【7】勝手に3G通信されるのを抑える。
3Gを部分的に使うのであれば、
その瞬間に自動でOS/ソフトが通信してしまう
リスクを減らす必要があります。
そうしないと、3Gでメール受信中に、
裏でOS/ソフトが通信をしてパケ死なんてことも。
・OSの自動同期を外す
メニューボタン(左側ハードキー)を押す
>設定>アカウントと同期>
「自動同期」のチェックを外します。
※GmailやGoogleカレンダーを使っている場合
こんなことをイチイチやるのは非効率なので
「AutoSync OnOff」Widgetを入れましょう。「
Synker」Widgetを入れましょう。
1タッチで手動同期できるので便利です。
・ソフトの自動通信を抑える
Android 2.1では「
Advanced Task Killer」をインストール。
Android 2.2では「
Advanced Task Killer Froyo」をインストール。
Widgetを置いて、不要なアプリを終了させます。
裏で起動中ソフトの不要な通信が抑えられます。
※SPモードAPPは終了チェックを外してください。
強制終了するとマイアドレスを見失います。(重要)
※au版メールアプリは終了チェックを外してください。
強制終了すると自動受信機能が動かなくなります。

・その他
他にもタスクキル系のソフトは存在しますが、
不具合の原因となる可能性があり、
初心者にオススメできる類のものではありません。
筆者が上記の対策だけで3Gメールを使っている限り
短時間のうちに通信をされてパケット通信費に
計上されたということはありません。大丈夫なはず。
・パケの確認のために
定期的にパケット通信の料金を確認しましょう。
docomoなら「
My docomo checker」、
auなら「
あうちゃん」をWidgetに登録すると、
非常に簡単に確認ができて便利です。

料金案内を晒してみる。
毎日メール送受信、たまに通話をしてこの程度。
※3日間のパケットが月総額より多いのは
my docomoがメール送受信も算入しているため。
請求金額ではしっかり無料分として扱われる。
【REGZA Phoneにオススメ】
(1)USB充電器 (2)USBケーブル (3)32GB microSD (4)MW600☆愛用
【問題の根源は何か】
そもそも、なんでこんな
ケチ運用をする必要があるのか。
これは、パケット従量制の建前と
パケット単価の高さに問題がある。
スマートフォンのパケ放題は、
「定額制」と「従量制」がある。
「定額制」は月5460円
パケ・ホーダイフラットと
ISフラットである。
「従量制」は月0円~5980円
docomoだと
パケホーダイダブルと
シンプル。
auだと
ダブル定額、
ライト、
スーパーライト。
文頭にも書いたが、
Androidは勝手に通信するOSです。
これは仕方ない。そうゆうもん。
それにブラウザを見ることも予定されます。
では、そういうもんを販売する
携帯キャリアの体制はどうあるべきか。
「定額制」はあってしかるべきだ。
しかし本来はヘビーユーザー用であり、
「従量制」よりは重要ではないはずである。
そこで、「従量制」よりも割引率は
かなり高めるべきではなかろうか。
現状の500円割引とか(笑)
だいたい2000円引き、3980円位が妥当。
「従量制」はライトユーザー用であり、
使用者の多くがライトユーザーである以上、
「定額制」よりも重要となってくる。
今の「従量制」は最低最悪である。
何が最悪かというと、パケット単価だ。
・docomoは、0.084円/P。
・auは、0.0525円/P、0.084円/P、0.105円/P。
こりゃ、ゼロが2ケタ足りない。(笑)
例えば、パソコン用のページを10ページ見れば
既にパケット上限5980円までいくだろう。
それに、何もしなくても前述の通り、
AndroidOSが勝手に通信して上限に達する。
何が「従量制」だよ・・・
普通の使い方でメールやネットをするだけで
上限にいってしまうのであれば、
それは「従量制」ではなく「定額制」だろ。w
その矛盾は、スマートフォン購入時の
店舗説明にも現れてくる。
(店)
『スマートフォンは(ガラケーに比べ)
使用するデータ容量が大きいので、
まず間違いなく上限までいきます。
「従量制」のサービスに加入してください。
料金は使った分だけなのでお得です☆』
(客)
『( ゚д゚)'え?え?え?』店舗が悪いのではなく、
キャリアが変なプランを作っているのがオカシイ。
実はこの矛盾は、消費者の方を向かない
携帯キャリアにその原因がある。
携帯キャリアにとってなにより重要なのは
ARPU(Average Revenue Per User)である。
つまり、ユーザー1人あたりの平均売上こそが
携帯キャリアにとって最も重要なポイントなのだ。
そのためには、「従量制」という名のもとに
「定額制」のサービスを販売することさえ厭わない。w
「従量制」で安く使える印象を抱かせておいて
「定額制」にほぼ確実になってしまうのは、
景品表示法の不正表示にあたる疑いさえもある。
現状の不正表示を避けるためには、
なによりパケット単価をスマートフォンの
時代にあわせて、0.00084円/Pにする必要がある。
携帯会社は国に怒られる前に早急に実現すべきだ。〆
【REGZA Phoneにオススメ】
(1)USB充電器 (2)USBケーブル (3)32GB microSD (4)MW600☆愛用