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2013/08/20

Jorteクラウドが同居している現行のJorteアプリは、わけがわからない


ジョルテ」っていう凄くいい無料カレンダーアプリがある。
筆者のAndroid端末にとって外せないアプリで愛用している。
Android端末を買った知人には、はじめにオススメするアプリだ。

【なんでジョルテ】

そもそも、Androidには、
はじめからカレンダーアプリがインストールされている。
Google謹製の「標準カレンダー」アプリである。
もちろん、クラウド上のGoogleカレンダーに対応。
ちゃんと同期できる。
アップデートも基本的にされないから、改善されない。
そのへんの問題にはGoogleも気づいていて、
「標準カレンダー」とは別途、
Googleは「Googleカレンダー」というアプリを公開している。
こちらはアップデートされる。
※Android4.0.3以上が対象なので、過去のAndroidは非対応。
ただ、これらGoogleカレンダーアプリは使い勝手がよくない。
※筆者的には、カレンダーの月表示のUIが見づらい。
というか、ジョルテを使った後だと、使いにくく感じてしまう。
ジョルテのメリットは、UI面にあるんだと思う。
標準カレンダーUI
GoogleカレンダーUI

Jorteの月表示UI。予定の閲覧性に優れる。

【ジョルテのデメリット】
でも、ジョルテにはデメリットもある。

ジョルテは、基本的に、Androidの標準カレンダー(上記)を
参照して、表示したり、書込したりしている。

【ジョルテ】→(書込)→【標準カレンダー】←(同期)→【Googleカレンダー(クラウド)】
【ジョルテ】←(表示)←【標準カレンダー】←(同期)→【Googleカレンダー(クラウド)】

この仕組みが理解できていないと、
自分が頑張って入れたカレンダーデータが
行方不明になってしまい、消えた!と騒ぐことになる。
標準カレンダー以外にデータが保存されることが原因。
というか、この手の事故が多発してしまっている。

筆者の付近で起きた事故だと、
ケータイ補償 お届けサービスを利用して、
元の端末を返却しなければいけないときに、
元の端末のカレンダーデータが、
新規端末の方に同期されない等。

ただ、この仕組み自体は、どのアプリでも、
Googleカレンダー(クラウド)を利用する以上、
逃れられない「Androidの宿命」みたいなものなのだろう。
だから、ジョルテに不具合があるわけではない。


【ジョルテクラウド対応】

Ver 1.3.0 (2011-12-21)から「ジョルテクラウド対応」になった。
「ジョルテクラウド」は、Googleカレンダー(クラウド)とは、
無関係に、ジョルテのクラウドサービスを展開するものである。
これを使うと、上記の宿命から逃れることができる(はずだ)。
ジョルテ初回起動画面。初心者には「?」だろう。
けど、使わないと、Googleカレンダー(クラウド)の問題は残ってしまう。
Ver 1.2.32 (2011-12-07)までは、Googleカレンダーしか使えなかった。
しかし、「ジョルテクラウド」が同居するようになって、
設定画面やら何やらが、いろいろと難しくなってしまった。

2010年12月のT-01CからAndroidスマホをメインに使っている
筆者のようなユーザーでさえ、わけがわからない状態である。
Googleカレンダーをメインに使う目的で
ジョルテをインストールした初心者にとっては
さらにわけわからんことになっているんじゃなかろうか。

アプリの設計思想的に、
1Googleカレンダーでジョルテ使う
2Googleカレンダーが使いにくい
3ジョルテクラウドを使う
4ジョルテクラウドに移行する
5問題解決
みたいな感じなのかもしれない。

けど、筆者みたいに頑なにGoogleカレンダー(クラウド)を
使い続けるユーザーにとっては、本当に使いにくい。

・Jorte for Googleカレンダー
・Jorte for Yahooカレンダー
・Jorte for ジョルテクラウド

とかにして、アプリを別途提供してくれるとありがたい。
無料アプリの収益面を考えれば、仕方ないのかもしれないが、
なんとかならないものか。


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