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2013/09/25

SoftBankスマートフォン・iPhoneで、 「S!ベーシックパック」を解約・解除できないのは、説明義務違反。


スマホ(DHD)購入から、はや2年が経過。
月々割(月980円×24ヶ月)が終了してしまったので、
そろそろ契約プランを見直そうと思い、
「S!ベーシックパック」(月315円)を解約しようと考えた。

んで、ソフトバンクショップ店頭に行ったら、
スマホでは「S!ベーシックパック」を解約できない、と告げられた。

御存知の通り(かは知らないが、)
ガラケー時代には、「S!ベーシックパック」を普通に解約できた。
解約した場合には、ガラケーのヤフーボタンを押して、
Yahoo!ケータイ」のトップページだけは表示されるが、
それ以降のインターネットにはつながらなかった。(当然)

それが、いつの間にやら、
SoftBankのスマートフォン(iPhoneでも)では、
「S!ベーシックパック」の解約ができなくなったらしい。

このことは、↓には、明示されていない。
インターネット接続基本料 | 料金・割引 | ソフトバンクモバイル

S!ベーシックパック(i) | iPhone | ソフトバンクモバイル


料金の仕組み
SoftBank スマートフォンをお使いになるには料金プラン、インターネット接続基本料、パケット定額サービスにご加入いただく必要がございます。

適用時期について
・S!ベーシックパックにお申し込みの場合は、加入日から適用(月額使用料は日割計算)となります。
・S!ベーシックパックを解除、もしくは解約される場合は、解除・解約日までの適用(月額使用料は前日までの日割計算)となります。


料金の仕組みを見ると、「ご加入いただく必要がございます。」とあるものの、
適用時期についてを見ると、「解除、もしくは解約される場合」と書いてあり、
これは、日本語的には、「解除・解約することができる」という内容に読める。

これについて、157に聞いてみると、
(ガラケーでは、いまも「S!ベーシックパック」の解除・解約が認められており、)
ガラケーに機種変更した場合を踏まえた記載である、という説明がされた。
しかし、もし、そうだったら、「スマホ以外に機種変更する場合~」とか、
その旨を書くのが自然だろう、SoftBankよ。

「スマホ→ガラケー」の機種変更っていうイレギュラーな事態を
踏まえているわけではなくて、おそらく、単に記載ミスなんだろうね。

そういう質問が多いのだろう。
SoftBankの「よくある質問」には、こんな記載がある。
「S!ベーシックパック」の申し込み・解除方法を教えてください。

※iPhone/SoftBank スマートフォン(001HT以降発売機種)では、「S!ベーシックパック」のご加入が必須のため、解除はできません。


いや!それは、「よくある質問」ではなくて、
サービス概要のページに書かなければならないことだろ。
滅茶苦茶に重要な事実だぞ。解除ができない、なんて!


【問題点は?】

少し整理して話したい。

「S!ベーシックパック」について、
1.新規契約時・機種変更時に、「S!ベーシックパック」加入が必須
2.契約中利用中に、「S!ベーシックパック」契約が必須
日本語的にも契約解釈的にも、1と2は意味が違っている。

1.では、
「スマホ利用開始時には、加入してね。
でも、あくまで"オプション"(付随契約)だから、あとで解約できますよ」
という意味。

2.では、
「スマホ利用中・契約中には、解約できないよ。
S!ベーシックパックは、必須の契約内容だよ」という意味。
SoftBankは、2,の意味として、「加入が必須」を使っている。


でも、筆者のような携帯の契約に詳しい人でも、
2.のように理解することは、かなーり難しい。

前提として、S!ベーシックパックは、オプション契約である。
オプション契約は、ホワイトプラン等の必須の契約とは異なり、
それを解除したからといって、通話は問題なくできるものである。
たとえば、「グループ通話(月210円)」や「待ちうた(月105円)」等と同じ扱いである。

スマートフォンの機能的にも、WiFi運用が当たり前な海外では、
インターネット契約をすることは、まさにオプショナルな契約である。
筆者のDesireHDがHTC社のグローバルモデルであること、
iPhoneが世界中で売られているモデルであることを考えても、
そのように使われることを、スマートフォンの機能的には想定されている。

もし、S!ベーシックパックを、携帯電話の契約について
「必須の契約である」と言いたいのであれば、
SoftBankは、ホワイトプラン(月980円)とS!ベーシックパック(月315円)を、
合体させて、S!ホワイトプラン(1295円)を基本使用料とするべきだ。
ガラケー時代のように別途徴収する必要はないだろう。

筆者は、docomoとauの携帯回線をもっている。
んで、docomoとauでは、SPモードやIS NETを解約することができる。
SoftBankの「よくある質問」には、こう書かれている
「S!ベーシックパック」は、NTTドコモの「iモード」、auの「EZweb」に相当するオプションサービスです。


オプションサービスです。
オプションサービスです。
オプションサービスです。

これを読めば、docomoとauと同様に、
SoftBank自身も、「S!ベーシックパック」を、
「オプション契約」扱いしているとわかる。

付随契約にも関わらず、「加入が必須」を、
2.解約ができない、というふうに読め、というのは無理があるだろう。

【説明義務違反】

それでも、店頭で解約できない旨を明確に説明しているのであればいい。
それが、契約自由なのだから、当事者の契約内容となっていれば許される。

しかし、筆者は、DHD購入時に、家電量販店でその説明は受けていない。
また、筆者が行ったソフトバンクショップ店頭で見せてもらった紙には、
こういうふうに書かれている。(SoftBankスマートフォンご契約に際してのご注意事項)
SoftBankスマートフォンは、パケット定額サービスと、
S!ベーシックパックへの加入が必須となります。


これは、上記のサービス概要と同じ記載であり、
やはり、解約できない旨までは、書かれていない。
携帯購入時に、オプションに加入する説明を受けることと、
そのオプションを解約することができない説明を受けることとは、異なる。

これは、SoftBankの説明義務違反だと考える。
だから、SoftBankは、「S!ベーシックパック」の解約に応じるべきだ。
技術的にできないのであれば、毎月315円の返金に応じなければならない。



ちなみに、ガラケー時代にあった
「無料S!ベーシックパック」(通称・自網S!ベーシックパック)は、
新規の受付を終了しており、いまスマホに適用することができない。(157の対応より)
だから、SoftBankのスマホを使う限り、
「S!ベーシックパック」は切っても切れない存在になっていることなろう。



・参照

Softbank スマホSベーシックパックの解約(OK)

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