VF900-Cu LEDを買った。
送料無料のソフマップで購入(執筆時4180円+42ポイント最安)。
現状、VF900-Cuは、グラボクーラーで
一番冷えて静かな製品の一つである。
(まぁそもそもCPUと違いグラボのクーラーは
ZALMAN以外に数社しか出してないけど。)
・4GamerのGPUクーラー比較レビュー
"すべてにバランスの取れたVF900-Cu"
・DOS/V PowerReportのレビュー
"とくにVF900-Cuは静音性と冷却性のバランスが非常によい。"
そんなVF900-CuのLEDつきモデルである。
LEDなし(店頭最安3980円)に比べて200円高い。
けど、ケースの中で青光りしたらカッコイイかな。
という単純な理由でLEDモデルを選んだ。
要は、人と違うものが欲しかったのである。w 何か涼しげだし。
ちなみに、FC-ZV9もLEDつきだけど、高速回転杉。
あと少し高い。色はイイけど。
用意した小物
取付け作業に入る前に、ちょい解説?
このVF900-Cuには俺的に2つの難点があった。
1.電力供給
2.ファンスピード
1.電力供給であるが、グラボクーラーはVF900-Cuに限らず
3ピンであり、グラボ(4ピン)に直接つながらない。
フツーは、マザーの3ピンにつなぐところではあるのだが、
正直、配線が美しくないしエアフローも悪そうである。
そこで、Ainex EX-003という3ピン変換ケーブルを用意した。
秋葉ドスパラで380円だったが、他でも売ってる。
送料を含めると、380円くらいが最安だろう。
秋葉での入手難易度は、☆☆/5
2.VF900-Cuは付属FAN MATE2をかませないと、
ファンが2400rpmでフル回転してしまう。
ただ、FAN MATE2は、プラ製でチャチく、
ちょっと邪魔くさいので良い解決策とは言えない。
そこで、ファンスピードを抑えるために
ZM-RC01という電圧変換アダプタを用意した。
ZALMANにページはないが、ZALMAN製である。
秋葉を探し歩いたが、ナァカナァカ見つからず、
arc!で680円で売ってたのを高いけど買ってしまった(最安値)。
(追記:後に町田ツクモで479円だった。秋葉99にはなかったぞ!w)
秋葉での入手難易度は、☆☆☆☆/5
んで何がしたいかと言うと、要は笊化モデルの
GF P86GTS-Z/256D3のようにスッキリさせたいわけ。
あ、ついでにVF900-Cu LEDモデルは、入手難易度☆☆☆/5
秋葉を探したが、ネットの祖父より安い価格はない。
T-ZONEで4380円だったかな。他は見つからん。結論、ネットで買え。
(追記:後に町田ツクモで4179円だった。秋葉99にはなかったぞ。w)
この記事で使ったパーツ紹介
・VF900-Cu ノーマル版。
・VF900-Cu-LED 蛍光版。ヒカリモノがスキなら。
・Ainex EX-003(ベストゲート)
・ZM-RC01(ベストゲート)
取付け解説
といっても大した内容はないけど、
わからない人の一助になれば、と。
リファレンスファン。
Windows起動前が激しくうるさい。負荷がかかっても同じ。
あと、冷えない。
裏のネジを4本外してリファレンスファンを外す。
ガムみたいな冷却グリスが張ってある。
8600GTSのGPU本体。一応黒塗りしといた。
リファレンスファンの4ピン。
これはクセモノ。外れなくて苦労した。
結局、マイナスドライバーを、隙間に入れて
テコであげたら何とか抜けました。
ムリに引っ張ると、下のプラまで抜けそうで怖い。
VF900-Cuにニップルをつける。
取付け穴は、一番外側の5番のところ。
79xxや19xxと同じ取付け穴らしい。
ゴムリングをつける。
あとは裏にPVCワッシャーを置き、
スプリングをつけた固定ナットでしめるだけ。
4つをバランスよくしめていくと、
あるポイントで動きが止まった。
設置完了。
これに、Ainex EX-003をつけた写真。
窒息ケースに設置した写真。
隣接のPCI-E x1スロットにはみ出すが、問題なし。w
起動テストしてみると、ちゃんとファンが回った。ヨカタヨ。
Ainex EX-003の設置方法だが、
まず、使うのは2.00mmピッチメスのケーブルの方である。
刺す穴であるが、右よりの2つを使い、
右端に黒いケーブルを、右から2つめに赤いケーブルを刺す。
リドテク86GTSでの情報なので、
他のグラボではわからない。
が、もともとついていたリファレンスファンに
黒いケーブルがあれば、その位置に黒いケーブルを
刺せば大丈夫だと思う。
↑たぶんこの記事で最も役に立つ情報。
んで、ZM-RC01をつないでみる。
6cm型(短い方:RC-56=560Ω)で50%~60%の回転数ダウン
9cm型(長い方:RC-100=1KΩ)で40%~50%の回転数ダウン する。
今回は回転数を抑えるために6cm型をつないだ。
2400rpmの50%ダウンなので、1200rpmで回っていることになる。
ZM-RC1についてはこの記事にレビューあり。
起動してみると、ちゃんと回転数が下がっていた。
非常に静かである。すばらしい。
(青色LEDが微妙についているが、
明るい状態では確認が難しい。
ただ、ケースに入れて薄暗い中だと
光っていることを確認できる。
光はそんなに強くないものらしい。
ZALMANの製品画像を見ると、
ファンのシールを剥がしてるっぽい。
そこまで光を求めてないけど。)
温度と回転数
テキトーな計測方法ではあるが、
効果を知るために一応温度を測ってみた。
使用ケースが電源ファン以外なく、
しかも内部が狭いmATXの窒息ケースなので
温度はVF900cuにしては高めだが、
リファレンス状態と比べれば、
アイドル・負荷時伴に10℃も下がった。
その上、静かなのだから言うことなし。
窒息ケースでの計測結果
ファン\負荷 | アイドル | 負荷状態 | 最高温度? |
リファレンス回転数自動 | 69℃ | 79℃ | 90℃ |
VF900cuLED1200rpm | 59℃ | 69℃ | 74℃ |
同1200rpmケース開放 | 45℃ | 51℃ | 51℃ |
同2400rpmケース開放 | 42℃ | 51℃ | 51℃ |
温度は、全てnvidiaコンパネから取得したもの。
・アイドル :起動後に温度が落ち着いたところで計測
・負荷状態 :ロスプラベンチ実行直後にタスクマネージャを呼び計測。
・最高温度?:ロスプラベンチ中に中断し、最高到達温度を探した。参考値。
そんなわけで、グラボに直接配線をして、
静かになり、しかも良く冷える。
素晴らしいではないだろうか?
ちなみに、当然のことながらAinex EX-003を
経由してVF900-Cuを繋ぐとOS上から
ファン回転数はコントロールできない。
まぁ1200rpmで大丈夫だから、問題なしだろ。
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