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2013/03/21

docomoの「iDアプリ」が相変わらずクズすぎる件。


筆者はおサイフケータイ信奉者であり、
携帯に、いくつもカード情報が入っている。

・モバイルSuica:毎日使う。
・モバイルPonta:ローソンで使う。
・ヨドバシカメラのポイントカード
・ビックカメラのポイントカード
・docomoのiDクレジットカード
・QUICPay


【筆者のdocomo機種変更履歴】
D900i
P900iv
F902i(2006年8月購入)
SO902iWP(2007年3月購入)
SO905i(2007年11月購入)
T-01A(2009年※サブで)
REGZAPhone T-01C(2010年12月購入)
モバイルSuicaは、2011年7月23日にAndroid対応。
XperiaAcroHD SO-03D(2013年2月購入)

これを見ると、2006年のF902iの頃から、
おサイフケータイを使っていたようである。
モバイルSuicaのサービス開始が2006年1月28日
かなり早い段階から使い始めているおサイフユーザーだ。
この頃はJR系のルミネカードを作って運用していた。
SO905iからT-01Cに変更してモバイルSuica開始までは、
7月まで仕方がなく、クレジットカードを使って凌いでいた。


【iDアプリのクズ仕様】

iD」とはクレジットカードの情報を「iD」として、
おサイフケータイに入れることで、
カードを出さずにタッチをすることで、
コンビニやファミレスやレストランで支払いができる。
もちろん、サインレスなので、ナカナカ便利だ。

docomoID」(iDとは無関係)や
DCMXiD」 (docomoが提供するiD)があり、
非常に紛らわしい名称なのがダメなとこ。
しかも支払い時に「あいでぃーで」と言ってるのに、
 「Edyでお支払いですね?」とか間違われる。笑

それはともかく、
筆者が文句を言いたいのは、
docomoのiDアプリ(PLAY)のクズ仕様である。
なにが、クズ仕様か。
iDの登録になぜかSPモードでの通信が強制されるのだ。
WiFiではダメ。通信できません。とエラーがでる。

「iD」の設定にはspモードの契約が必要です。
※無線LAN(Wi-Fi)接続やmopera U接続では
スマートフォンでの「iD」の設定はできません。
Wi-Fi設定をオフにして接続してください。(公式より)


もちろん、初回だけ登録してしまえば、
おサイフケータイ内部に情報が保存されるので、
Androidをリセットしようが、情報が保存される。
つまり、機種変更後、1回限りではあるのだ。
ただ、MoperaユーザーやWiFi運用ユーザーは、
SPモード強制という仕様に泣かされることになる。

今回、REGZAからXperiaAcroHDに機種を変更した際に、
iDを再登録する機会があったため、
どのくらいのパケットがかかり、
いくらの請求がdocomoから来るのか、
ちゃんと測ってみたので公開してみる。

Androidの計測では、
iDアプリ単体で255KB使っている。
その間にバックグラウンドで動いた
AndroidOSやGoogleサービスの
データ通信をあわせて、合計292KB消費。
※「iDアプリ」ver5.00での計測結果。 

My docomoのアプリで
292KBでいくらかかったかを計測。
結果は、189円であった。(2371パケット)
ちなみに、ブラウザ版Mydocomo(直リン)でも見られる。

筆者のプランは、タイプシンプルバリュー
なので、パケホーダイシンプルに加入しての計測。
0.0084円/1パケットでの計測結果となる。
※「iDアプリ」ver5.00での計測結果。 

ちなみに、iDアプリで登録した後は、
WiFiで普通にメニューを閲覧可能。
だったら、SPモードを強制するなよ、といいたい。

「iDアプリ」のユーザー数は、
2010年に1500万を超えている。
2013年にどの程度、
「AndroidでiDを使うユーザー数」が
存在しているのかわからない。
ただ、1/3の500万人だとすれば、
docomoは、9億円あまりを
iD設定の通信費で稼いでいることになる。

docomoにとっちゃ小銭だろうけど、
「iDアプリ」の通信量を、docomoのさじ加減で
いくらでも重くすることができることを考えると、怖い。
たとえば、200KBの10倍の2MBがかかれば、
初回登録だけで、2000円の通信が課されてしまう。
ぜひともSPモード通信の強制は廃止してほしい。




【QUICPay】

同じようなクレジットカードを使う
サービスとして、QUICPayがある。
こちらも QUICPay(PLAY)というアプリを出している。

このアプリは、起動すると、
URLへのリンクとして機能するだけ。
そこからは、おサイフケータイプラグインが
起動して、QUICPayの登録作業が進む。
もちろん、WiFi経由でもMopera経由でも大丈夫だ。

同じポストペイ型のサービスでできているのに、
この方法では「iD」の登録の安全性が保てないという
特殊な事情があるわけでもないのに、
docomoは「iDアプリ」の初回接続にSPモードを強制する。

※QUICPayも、iDも、1度登録さえしてしまえば、
アプリを削除してしまっても使える仕様になっている。
FeliCaに情報が入りさえすれば、用済みとなるのである。


実は、他にもケチくさいdocomoのアプリは存在する。
例えば、ドコモクーポン(PLAY)というアプリ。
プレミアクラブに加入している者にクーポンを
発行するアプリなのだが、SPモード接続が必須。
WiFi運用の人がクーポン画像をダウンロードしたら、
高額なパケット代金がクーポン割引金額を上回るため、意味が無い。
実質的に、パケホーダイ加入者限定サービスである。
この点は、imodeの頃の方がしっかりしていたと思う。
imodeでは、プレミアクラブのサイトへの通信料は無料だったのだ。
だから、もちろん、クーポンのダウンロードも無料だった。
SPモード経由での、ブラウザでのプレミアクラブへの通信料も無料。
だが、Androidが裏で通信してしまったら、その分は有料である。
ドコモクーポンアプリ経由では有料か無料かわからない。たぶん有料。

このへんの企業意識が、docomoは古いし、ケチくさい。
ドコモメールでメールサービスをオープンにするといってる。
けど、成功するのか甚だ疑問である。
パケホーダイフラット加入者限定、とか言い出しそう。笑

「iD」も、auの戦略に見習ってオープン化して、
docomoの携帯スマホ以外で使わせればいいのにね。
囲い込みビジネスにアグラをかいていると、
既に多くのAndroidに搭載されているNFCに奪われるぞ。
モバイルSuicaをNFCにするのは、
改札での認証スピードの問題から不可能だと言われる。
けど、コンビニでのクレジット決済ならNFCで代置可能だ。
NFCは、クレジット決済用に作られた規格だからね。
NFCなVisa payWaveは2013年9月に開始。

むしろ、NFC+おサイフケータイ両対応の
「iDアプリ」を作れば、日本での覇権を握れると思う。

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