今流れているナイキのCMをご存じだろうか。
リトビネンコ氏が一瞬だけ写っているのだ。
http://www.nike.com/nikecourage/
執筆時現在は↑で60秒バージョンを視聴できる。
今年に入ってからだと思うが、
このCMはかなり頻繁に流れているものだ。
他の選手、サッカーのクリスティアーノ・ロナウドや
テニスのシャラポアはnikeと契約をしているだろうから
使っても全く問題がないのだが、
リトビネンコ氏はnikeと契約しているのだろうか。(笑)
KGB時代に履いていた靴はAirmaxだった…なんてありえん。
おそらく無断使用なのだろう。
検証してみないと気がすまないので動画UP。
ソースはテレビで流れている30秒のバージョン。
【動画全編】
【動画抜粋】
問題の19秒~20秒のシーンだけを動画でカット。
【画像検証】
そのシーンを画像保存して並べてみる。
【コメント】
NaCl 0.9(点滴)からフェードして
病床のリトビネンコ氏に。
さらにそこから赤血球らしき画像へフェード。
リトビネンコ氏が毒されるような印象を受ける。
そこから関係のない点滴針画像へ。意味不。
自転車の選手へ~という流れ。
なんとも言えない…けど
死者を企業CMに起用しちゃう姿勢はどうなんだろ。
リトビネンコ氏はロシアの悪事を暴露して
狙われて暗殺されちゃった人。
殺し方も放射性物質の注入という人道的でない方法。
JUST DO IT、勝つための全部はすでにキミの中にある
というコピーにも全くあわないし、
単純にインパクトや口コミを狙っているとして思えない。
あまり趣味がよろしいとは思えないCMである。
【危ない国、ロシア】
ちなみに現ロシア大統領は
ドミトリー・メドヴェージェフ という人物。
この人物、実はプーチンが後任として選んだ人です。
大統領選も70.28%得票で圧勝しています。
しかし彼が本当の意味で民主的な選挙によって
選ばれた人物かと言えばそれは違います。
ロシアでは立候補はできてもツブされるのが実情のようです。
例えば、チェスの元世界チャンピオン
ガルリ・カスパロフ という人物が大統領選挙に出馬しましたが
反プーチン思想の持ち主の彼は身柄を拘束され、
結局大統領選挙への出馬を辞退させられてしまいました。
(wikipediaでは「立候補を断念した者」に入ってますね。察しろ、と^^;)
とても民主的とはいえませんね。
一月以上もグルジア紛争で強気を貫くロシア。
日常的にリトビネンコ事件が起こってもおかしくない危ない国です。
【勝手に注射を打たれたオッカサン】
ロシアの原子力潜水艦「クルスク(Kursk)」沈没事故。
乗員111名、司令部要員5名、便乗者2名、総員死亡という悲劇。
ヒステリックに抗議する乗組員の遺族(オッカサン)。
背後から忍び寄った女性エージェントが勝手に鎮静剤を打つ…
鎮静剤が効いてその場に倒れこむオッカサン。
みらー↑
つべ↓
もうかなり昔の映像だが、印象的に目に焼きついている。
こういうことをする国って…
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