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2007/04/06

OSX10.4をPowerBookG3にインストールしてみるテスト

   ~はじめに注意~

この内容はアクマデ実験なので、
「全部やった後でOS9に戻しました!」
実験成功して満足満足。
OSXを使いたい場合は買ってね♪
                byじょぶず


   ~iMac死す~

iMac(m5521)が起動しなくなった。
自分はもうマカーではないのだが、
母のネット専用マシンとして使用していた。
原因は電源関係くさい。
起動しようとすると、ブンッと踏ん張るが、
すぐ落ちてしまう(画面は一瞬も表示されない)。



故障は何度かあり、分解修理したこともあったが、
今回はサスガに限界であると判断し、
母にはこれまた昔のPowerBookG3を使わせることにした。(ぉぃ)

 ~PowerBookG3でOSXを使おう~(OSX10.2編)

PowerBookG3は父が前に仕事で使っていたもので、
今はwin機に乗り換えたため使われていない。
起動すると、OS9.2.2が立ち上がった。
このままでも使えるが、サポートが打ち切られているOSなので、
通常使用でも支障が出る。(その分、軽いという利点はあるが。)
例えばソフトとか全くない。サファリもスカイプもない。

そこで、OSXをインストールしてみることにした。
最新版は10.4。ただ、PowerBookG3では10.3以降非対応らしい。
(引用⇒注意:表中でピンク色の付いたコンピュータは、
 Mac OS X 10.2 はインストールできますが
 Mac OS X 10.3 はサポートされていません。)
型番:
M7109J/A Macintosh PowerBook G3 233/14"-512KB 32MB/HD2000/4V/20xCD/E/M

「…PowerBookG3で使えるのは、10.2までなんだ。」
そう確信して、Torrentで10.2を探すが…ない!ない!ない!
数時間格闘してようやく
Mac OS X 10.2 Jaguar as ISO burnable on PC (Install CDs) を発見。
ISOだからWindowsで焼けば、問題なくMacで認識できるね。



 ~PowerBookG3でOSXを使おう~(OSX10.4編)

その後、ブログ記事を読んでいると、
なんとappleがインスコできないって言ってた
OS10.3以降もソフトでPBG3にインスコできるらしい!
XPostFactoというフリーソフトを使って。
そんなわけで、OSX10.4を試すことにしたんだが、
PowerBookG3にはDVDドライブが搭載されていないため、
DVD-ROMでインストールすることができない。
(店頭販売中の10.4はDVDメディアで供給されている。)
だが、CD-ROM版も一応存在するらしく、
サイトにも「メディア交換プログラム」というのが表示される


メディア交換プログラム
TigerはDVDで出荷されますが、お持ちのMacがDVDドライブを搭載していない場合は、 CDメディアによるインストールが必要です。 Mac OS X Tigerを購入されたお客様は、 CD版Tigerを1,980円で購入することができます。


ただ、これもまた2007年3月19日に終了しており、もう手に入らない。
けど、Torrentで手に入れる!
Mac OS X 10.4 CD version.zipでググルと出るぽ。

だが、このCDイメージが.dmgで…
macじゃないと焼けない(扱えない)やつなのよ。orz

色々試して失敗の連続。
(知りたい人は下のほうの~試行錯誤の数々~を読んでね。)

でも!失敗は成功の母。
Mac OS X 10.4 CD versionの
Torrentサイトでの書き込み(英語だよ。。。)を眺めていたら、
なんと、外人さんが英語で!(。-`ω´-)MUKIIII!ってなってる。
しかも、1年以上も前(05年11月)に。

で、ちょっとクールガイが一言。解決していた。

corlick at 2005-11-24 10:32:58
If you use Disk Utility in Mac OS X
to Burn the Disks to CD, they boot fine,
but i tried burning them with Toast 7
and they wouldn't boot.


訳すと
「もし君が、OS Xのディスクユーティリティを使って
ディスク(イメージ)をCDに焼いているなら、それはチャント働くよ。
けど、僕が試した限り、ディスクイメージをToast7で焼いてみると
それはチャントブートしてくれなかったんだわ。」

ただこのPBG3は、CD-ROMドライブで、CD-Rが焼けない。
ってわけで、昔作ったOSX86(10.4.8)を起動。w
(↑OSX86は環境に左右されるから、他のmac環境を用意した方が楽。)
OSX86にディスクイメージを移動して、
これをディスクユーティリティで焼いてみた・・・ら成功した!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
ちゃんと焼けたよぉ。外人さん、クールだぜ。素晴らしいぜ。


正しく焼けていれば、↑この画面がでる。
失敗していると一番下のCDの部分がグレーアウトされ、
Not a bootable device.と表示されてしまう。


ディスク2枚目以降は、"MacOSX10.4 Install CD"との表示はされず、
正しく焼けていれば"MacOSX is not installed"と表示されるのみである。


しかし!
しかしである!
Winで"Daemon+nero焼き"して失敗したCD2を入れてみると、
Not a bootable device.との表示が出てしまう。
つまり、CD2もBootCDとして製作されているということである。

俺の場合は、「macで焼いたCD1のBootCD化に成功し、
2枚以降はBootじゃなくてもappデータだし、
XPostFacto側がCD1しか識別しないんだから、
別にnero焼きのCDでも大丈夫っしょ~」と安易な気持ちで
考えて、CD1をインストール完了後に、CD2に入替え、
しばらく待つと・・・再起動後にインストールが止まった。w
教訓:CDをケチらず、全て上記方法でBootableにしましょう♪




   ~XPostFacto4を使う~

いよいよインストールである。
XPostFacto 4.0を使った。
使い方という使い方は特にないのだが、
自分がヒッカカったポイントを書く。


・ディスクのパーティションは切る
 インストール先のHDDが8GB未満のものを選択する。
 これを破ると、"still waiting for root device"
 と出て、boot直後の画面で↑が何回も連続表示されます。

・なるべくOS9上からXPostFactoを実行する方がいいかも。
 OSXだと、XPostFactoでインストール実行後に失敗して
 OSXが起動できなくなってしまいます。?⇔FDの点滅画面。
 OS9上からなら、失敗してもチャント起動してくれます。

・オプションはイジル必要ない。
 これはもちろんPBG3で実験した経験からだけです。

また、前述のこのブログを参考にさせていただいた。
大変わかりやすい記事でおすすめです。




   ~試行錯誤の数々~(オマケ)

上に書いた10.4インスコ方法は、
最終的に成功したものを載せただけである。
その中には、CDを焼けるmacを持っていないため
他の方法を試そうと思う人もいるかもしれない。
たぶんOSX上で焼くのが確実な方法だと思う。

しかし、それでも試してみたい人のために、
以下に俺が試した失敗談を全て載せておくことにする。
同じ失敗をしないように、参考にして欲しい。

<成功の母成功の母成功の母成功の母成功の母>


失敗①
iso変換ソフト(dmg2iso)も試したけど、
出力されたのは明らかにサイズダウンしたisoだった⇒失敗。

失敗②
んで、Mac上でのdmg⇒iso変換方法を探っていると、見つけた。
MacOSXの.dmgをISO形式に変換する
・ToastがあればToastで.imgを作成。拡張子を.ISOに変更する
・Damage Isolationを使う
Mac上でするなら、最初の方法が一番か。


最初に、信頼性があるToast(前者)で試したけど、ダメ。
「Toast7はG4以降しかサポートしない」とかいうので諦めた。
昔のバージョンを調べて落とすのも面倒くさい。

前者を諦め、Damage Isolation(後者)を使った。


600MB強が、30分以内に変換できた。
"Mac OS X Install Disc 1.dmg"をiso化したら、
"Mac OS X Install Disc 1.iso.dmg"ができた。
やるなら拡張子逆じゃね?なわけで、
Mac OS X Install Disc 1.isoにリネームしました(上画像)。

にしてもこのソフト、「変換成功♪」
みたいなメッセージがでないから、不安だ。w
(訂正:メッセージがでるけど、10秒以内に消える模様。なぜ?)

これを、neroでiso焼きしてできあがり。
ちゃんとマウントされるかPowerBookG3に入れてみる。
OSX10.4CD-ROM!ktkr!キタコレ!
ちゃんと認識されたよ~~~~~~~!!!
と、思ったがダメだった…………………………
XPostFactoでチェックすると、Bootableになってない。orz orz orz....
This CD is not bootableって出る。

失敗③
じゃぁ
DaemonToolでマウント⇒ColneCDでコピー
のWindowsだったら黄金コンビで勝負。
コレもXPostFactoでチェックすると、Bootableになってない。orz

失敗④
こうなったら、昔作ったOSX86のUSB-HDDから
Windowsマシンをブートして、Toast7を使ってやる!(。-`ω´-)ムキーッ
Toast7の尻までわざわざ探してイメージ焼きしたのに、やっぱり
コレもXPostFactoでチェックすると、Bootableになってない。orz
これは精神的ショックが大きかった、、、w

</成功の母成功の母成功の母成功の母成功の母>







      ~OSXの悪口~(オマケ)

つかね、酷いのよ。appleというかOSX。
例えば公式アプリだと、最新版iTunes7は10.3~サポート。
公式ブラウザsafari(v1.2)も10.3~。
Skype 2.5 for Macも同じで10.3から。
(10.2対応だった古いskype1.5はダウンロード不可。w⇒一応あることはあった。)
10.2と10.3以降で何が違うのかはわからんけど、
せめてノンサポートでいいからアプリ動くようにしろよ。
OSX11じゃないんだろ…?マイナーアップは互換性持たせろや。
その点はFirefoxが優秀だった。OSX10.2でもちゃんと動いてくれた。
apple信者は出るたびに新しいOS買わされて文句言わないんだろうか。

おそらく、言わないんだろう。w
WWDC 2007での基調演説の際、ジョブズがおなじみのパネルを出した。

Mac OS Xにおけるユーザー比率。およそ2/3にあたる
1,500万ユーザーが現行の最新バージョンであるTigerを利用。
500万人がPanther、そして200万人がより古いバージョンを利用している

だそうで、macユーザは、新しいOSXが出るたびに
アップデートをappleから買っているのがわかる。
つまり、ソフトベンダとして、
下位互換性には配慮しなくてもよくなるわけだ。
OSシェア全体の数パーセントのmacの中の、
しかもバージョンが古いOS。対応する意味なし。というわけ。
そりゃ、親玉のappleがそうしてたらそうなるわな。
外から見ると、悪循環のようにも思えるが…


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