FSB400北森Pen4へのアプグレのススメ
とかいう記事を書いた一週間後に、
自分でPen42AGhzを買ってみました。w
s-specはSL6GQ。C1ステッピングです。
ヤフオクで2500円ほど。まぁ相場かなぁ。
Willamette Pen4 1.5Ghzから
Northwood Pen4 2AGhzに変えるだけで
どれくらいの効果があるのか、楽しみ。
~構成~
【CPU前】Pentium4 1.5Ghz Willamette(藁コア)
【CPU後】Pentium4 2AG Northwood(北森コア)
【Mem】PC133 256MB*3(768MB)←組み合わせ3枚バラバラ
【M/B】AX4BS Pro(i845無印)
【GPU】Matrox Millennium G550
【OS 】WindowsXP SP2
まず、それぞれのCPU-Zの値。
Willamette Pen4 1.5Ghz(SL59V)
Pentium4 2AGhz Northwood(SL6GQ)
次に、スーパーπを使って、そのアプグレの効果を確かめたい。
【104万桁】
Pentium4 1.5Ghz Willamette:2分28秒(148秒)
Pentium4 2AGhz Northwood :1分44秒(104秒)
【419万桁】
Pentium4 1.5Ghz Willamette:12分55秒(775秒)
Pentium4 2AGhz Northwood :9分8秒(548秒)
104万桁・419万桁ともに1.4倍程度の速度アップをしている。
クロックで1.33倍+L2:256k⇒512kの効果だろう。
これだけで満足だが、どうせなのでオーバークロックしてみる。
クロックの目標など立てずにFSB400⇒FSB533にしてみる。
すると、post画面でチップセットが未対応と怒られたものの、
yesを選択すると、フツ~にxpが起動してくれた。
電圧などイジくらず、全くそのままでいけた。北森、耐性あるね。
Pentium4 2AGhz Northwood@2.66Ghz
常用できないと意味ないので、一応pi焼きしてみた。
【104万桁】
Pentium4 2AGhz@2.66Ghz :1分18秒(78秒)
【419万桁】
Pentium4 2AGhz@2.66Ghz :7分06秒(426秒)
と、いうわけで、2.66Ghzで常用することにした。w
桁\クロック | 1.5Ghz | 2.0Ghz | 2.66Ghz |
104万桁 | 148秒 | 104秒 | 78秒 |
419万桁 | 775秒 | 548秒 | 426秒 |
【オマケ1:オーバークロックな話】
考えてみれば2.66Ghzで通るのはケッコウ当然だ。
2.0AG 100*20.0 SL6GQ を、
2.0AG 133*20.0 SL6GQ で、動かして2.66Ghzにしてるってことは、
2.66G 133*20.0(FSB533)のPen4と同じ状況なわけで、
実際にこのFSBと倍率の組み合わせのPen4は発売されている。
(SL6SK SL6EH SL6PE SL6QA SL6DX SL6S3などがそれにあたる。)
では、実際に発売されているFSB533のPen4では、
どの倍率のものが一番早いか。答えは3.06 GHzである。
これを逆に表記すると
3.06G 133*23.0(FSB533) になる。
つまり、FSB533では"23倍"がPen4のintel的な限界くさい。
この23倍に最も近いFSB400(100)のPen4は?
2.20G 100*22.0 ←この2つが
2.40G 100*24.0 ←一番近そうである。
22倍が、2.92Ghzだけど、たぶん安全圏かな。
24倍で、あたり石なら、3.19Ghzで動くかもしれない。
ただ、oc狙いで探すときには3.06GhzのPen4は、
Hyper-Threading Technologyを搭載していることを
考慮した方がいい。HTTの威力はナカナカ侮れない。
クロックが同じでも、HTTに対応してないのでは
残念ながら同程度の性能がでることはないだろう。
(最上位3.06Ghzはプレミア価格で手に入りにくいけど。)
OCマージンを前提に選ぶのであれば、
安い2AGhzや2.2Ghzを買って
2.20G 100⇒133*22.0@2.92Ghz
2.0AG 100⇒133*20.0@2.66Ghz
で使ったほうが、
FSB400の
2.80G 100*28.0 (レアCPU 1.7kでオクにあった)
2.60G 100*26.0 (相場。07年06年は1万超)
を買うのよりも、財布にも優しくて満足度も高いかも。
なんかPen42AGhz初出時の記事を見つけたけど、
OCに苦戦している。w 面白いので晒しておく。
・Pentium 4-2.0AGHzのオーバークロック耐性を探る(前編)
・Pentium 4-2.0AGHzのオーバークロック耐性を探る(後編)
【オマケ2:汚れた忍者】
前から、CPUクーラー"ninja(SCNJ-1000)"に
12cmファンをつけて使っていたが、
机の下にPCをおいて運用していたためか、
ものっすごい!ホコリがたまってた。w
もうね、いっそ風呂桶にドボンとつけて
洗ってやろうと思いましたけど、
やったあとで錆びちゃって(´・ω・`)ショボーンな
オチがミエミエだったので、やめました。
わざわざメンボーで、ふきましたよ・・・
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